美崎栄一郎 (著)
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
- 作者: 美崎栄一郎
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2009/09/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
この本を読んで、まずはメモする方法が変わりました。
今までも手帳術、ノート術の本は多数出ているが、
著者はかなり読んでるようだ。
この本では、“ノートに記録して、いかに企画やアイデアをアウトプットするか”について、 具体的な文房具の使い方やiPhoneなどのデジタルツールとの組み合わせが示されています。
タイトルに「ノート」とあるので、
単なるノート術の本かと思いきや、道具としてのノートの使い方を
まとめてあるので、普段メモをとらない僕でも参考になる
こと多いです。
そういう自分にピッタリのテーマの本だったので、
まったく知らない著者にも関わらず、読んでみた。
ここに書かれたノウハウを全て実践するのはなかなか難しいと思うし、
そもそもそこまで必要ない人も多いと思います(自分も含め)。
いかに次に繋げるために書くか、一社会人として必須のスキルのように思えます。
著者は仕事やそれ以外で幅広く活動し、
1000名以上のネットワークを築いているとのことで、
そうした経験からノウハウを身につけたのでは?
ただ、すぐに試してみたい方法や、
使ってみたい文房具が誰にでもいくつか見つかるのではと思います。
数あるノート本のなかでも、アイデアの数、質ともに
群を抜いています。著者が長年のキャ リアのなかで試行錯誤した実績が生かされています。
口絵のところにいろいろなノートの紹介がカラーであって、
ノートマニアの自分の物欲が増した。
著書では「予想・実行・結果を同じページに記す」、
その際「色の違うペ ンを使い、振返りが分かりやすくすること」を提案。
また、アナログだけでなく、デジタル化についても紹介しており、なかなかバランスのとれた内容になっていると思う。
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)